「マットヘルスって聞いたことはあるけど、実際どんな仕事なのかよくわからない」。そう感じている方は多いのではないでしょうか。
名前だけを見ると「本番行為があるのでは」と身構えてしまうかもしれません。「体力的にきついのでは」という不安を抱えている方もいるはずです。
この記事では、マットヘルスの仕事内容と給料相場を、根拠となるデータとあわせて解説します。読み終えるころには、自分に向いているかどうかを判断する材料が揃っているはずです。
マットヘルスとはどんな仕事?基本を解説
マットヘルスは「本番行為なし」の性風俗関連特殊営業です。まずは、違法な仕事なのでは、という一番の不安から解消していきます。
マットヘルスの定義と風営法上の位置づけ
マットヘルスとは、ローションを使い、マットの上で密着接客をするヘルスの一種です。専用のマット(浴槽と一体になったベッドのような設備)を使い、ローションを使った密着接客を行う点が特徴です。
法律上の位置づけも明確です。マットヘルスは風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)に基づく届出業種にあたります。個室で異性の客に接触する役務を提供する営業として、届出をして営業している業態です。
つまり、無届けの違法な営業ではありません。行政に届け出たうえで、ルールに沿って営業しているお店で働く仕事だと理解しておきましょう。
ソープランドとの違い(本番行為の有無)
マットヘルスとソープランドの最大の違いは、本番行為の有無です。ソープランドは本番行為を含む業態として扱われますが、マットヘルスには本番行為がありません。
この違いは、仕事内容そのものを大きく左右します。「本番行為をしなければならないのでは」という不安がある方も、マットヘルスであればその心配は当てはまりません。
給料水準にも差が出やすいポイントです。一般に、本番行為を伴わない分、ソープランドよりも単価がやや控えめになる傾向があります。詳しい比較は後述します。
箱ヘル・デリヘルとの違い
マットヘルスは「箱ヘル(店舗型ヘルス)」の一種で、お店の個室に出勤して接客するスタイルです。お客様のもとへ移動して接客するデリヘル(派遣型)とは、この点が異なります。
れい同じ箱ヘルの中でも、マットヘルスは専用設備(マット・ローション)を使う点が独自の特徴です。移動がない分、待機時間の使い方や1日にこなせる本数が、デリヘルとは違ってくる点も押さえておきましょう。
マットヘルスの仕事内容を流れで解説
来店から接客終了までの流れを時系列で紹介します。具体的に何をするお仕事なのか、イメージをつかんでいただけるはずです。
接客の基本的な流れ(受付〜接客〜退室)
マットヘルスの基本的な流れは、一般的なヘルスと大きくは変わりません。お店に出勤し、指名やフリーのお客様がついたら個室に案内されます。
個室では、まず簡単な会話や身支度の時間があります。そのあとマットルームに移動し、ローションプレイを中心とした接客に入るのが一般的な流れです。
接客時間が終わると、シャワーで身支度を整えてお見送りをします。1本あたりの時間は30分〜90分程度で設定されているお店が多く見られます。
マットプレイの基本(業務範囲としての説明)
マットプレイは、ローションを使った密着接客をまとめた呼び方です。専用のマットの上で行う接客全般を指します。
サービス内容としては、素股や手コキといった項目が業務範囲に含まれるお店が一般的です。ただし、どこまでのサービスを提供するかはお店ごとのルールで明確に決められています。
未経験の方は、入店時の研修でお店ごとの業務範囲をきちんと確認しておくと安心です。わからないことは面接時や研修時に遠慮なく質問しましょう。
本番行為がない理由と業務範囲の線引き
マットヘルスに本番行為がないのは、業態そのものが「性風俗関連特殊営業」として届出されているためです。本番行為(性交)を業務内容とする営業は、法律上まったく別の扱いになります。
お店側も、本番行為の強要やあっせんを行うことはありません。これは求人票を見るときに安心できるポイントのひとつです。
業務範囲の線引きが明確なぶん、「どこまでやらされるかわからない」という不安を感じにくい業態だと言えます。不明点があれば、面接や体験入店の段階で必ず確認しておきましょう。
マットヘルスの給料相場|日給・月給の目安
編集部が複数の風俗求人媒体の掲載相場を調査したところ、日給3.5万〜6万円、月給25万〜60万円程度が業界一般の相場です。金額は勤務日数や本数で変動するため、目安として捉えてください。
1本あたりの単価とバック率の仕組み
1本あたりの単価は、30分1万円前後からが目安です。時間・オプション次第で7,000〜30,000円程度、30分〜90分というレンジで設定するお店が多く見られます。これは編集部が複数の風俗求人媒体を調査した結果です。
実際に受け取れる金額は、この単価から「バック率」をかけた金額になります。バック率はお店により異なり、指名やオプションの有無でも変わってきます。
つまり、同じ単価設定のお店でも、バック率次第で手取り額に差が出るということです。求人を見る際は、単価だけでなくバック率もあわせて確認する必要があります。
日給・月給の相場(複数ソースの比較)
前述の日給3.5万〜6万円、月給25万〜60万円という数字は、複数の風俗求人媒体の掲載相場から編集部が算出した中央値です。ファッションヘルス業態全体の相場(日給2万〜5万円、月給25万〜60万円程度)とも近い水準にあります。
これらはあくまで業界一般の相場であり、「この金額を必ず稼げる」というものではありません。勤務日数、本数、指名の有無によって大きく変動します。
求人票に載っている金額を見るときは、「平均」なのか「最高額」なのかを必ず確認するようにしましょう。根拠のない高額表示には注意が必要です。
給料に影響する要素(指名・オプション・勤務日数)
給料を左右する要素は、主に指名の有無・オプションの成約率・勤務日数の3つです。この3つを押さえておくと、求人票の数字がどう決まっているかが理解しやすくなります。
指名がつくと単価が上がるお店が多く、リピーターを増やせるかどうかが収入に直結します。オプション(追加サービス)の成約も、バック額に上乗せされる仕組みが一般的です。
れい勤務日数を増やせば単純に収入は増えますが、体力面とのバランスも大切です。次の章で、体力面の負担についても詳しく見ていきます。
未経験者が気になる「体力的にきつい?」を検証
マットヘルスは密着接客が中心のため、体力を使う仕事だと言われることがあります。ただし、対処法もあるので、不安だけで終わらせずに向き合っていきましょう。
マットヘルスが体力を使うと言われる理由
マットヘルスが体力を使うと言われる理由は、通常のヘルスよりも接客中の密着度が高い点にあります。編集部の取材・業界一般論としても、他の業態と比べて体力を消耗しやすいと言われています。
1日にこなす本数が多いお店では、体への負担も相応に大きくなりやすい傾向があります。特に未経験のうちは、想像以上に疲れを感じる方もいるようです。
とはいえ、これは「無理な仕事」という話ではありません。次で対処法を紹介します。
体力に不安がある人向けのシフトの組み方・対処法
体力面が不安な方は、まず勤務日数・本数を抑えめに設定することから始めるのがおすすめです。無理のないペースで慣れていけば、体への負担を調整しながら働けます。
お店によっては、1日の本数上限を相談できるところもあります。面接時に「体力に自信がないので、無理のないシフトを組みたい」と正直に伝えてみましょう。
休憩時間の取り方やシフトの間隔を工夫するだけでも、体への負担はかなり変わってきます。慣れないうちは週2〜3日など、少ない日数から始める人も多いようです。
向いている人・向いていない人の特徴
体を動かすことに抵抗が少ない方、接客中のスキンシップに苦手意識が少ない方は、マットヘルスに向いていると言えます。逆に、体力面での不安が強い方や、密着した接客に強い抵抗がある方には、他の業態のほうが合っている場合もあります。
向き不向きは、実際にやってみないとわからない部分もあります。ただ、事前にお店へ体力面の不安を伝え、シフトを相談できるかどうかは、判断材料のひとつになるはずです。
れい無理に自分を追い込む必要はありません。自分に合ったペースで続けられるかどうかを大切にしましょう。
マットヘルスと他業種の給料・仕事内容を比較
比較検討中の方のために、ソープ・デリヘル・箱ヘルとの給料・接客時間・体力負担を簡単に整理しました。自分に合う業種選びの参考にしてください。
給料水準の比較表
編集部が複数の風俗求人媒体の掲載相場を調査した結果をもとに、大まかな目安をまとめました。
| 業種 | 日給の目安 | 月給の目安 |
|---|---|---|
| マットヘルス | 3.5万〜6万円 | 25万〜60万円 |
| ソープランド | 4万〜10万円 | 30万〜80万円 |
| デリヘル | 2万〜5万円 | 20万〜50万円 |
| 箱ヘル(一般) | 2万〜5万円 | 20万〜50万円 |
※金額は編集部が複数の風俗求人媒体の掲載相場を調査した目安であり、確約するものではありません。勤務地・本数・指名状況によって大きく変動します。
接客時間・本数の違い
マットヘルスは1本あたり30分〜90分程度が目安です。この点はソープランドや他のヘルス業態と大きくは変わりません。
ただし、マットヘルスは密着度の高い接客が中心です。体力の消耗という観点では、他業態よりやや負担が大きいと言われることがあります。一方デリヘルは移動時間が発生するため、1日にこなせる本数がお店の立地に左右されやすい傾向があります。
どんな人にマットヘルスが向いているか
給料水準を重視しつつ、本番行為のない業態で働きたい方には、マットヘルスは選択肢のひとつになります。ソープランドほどの単価は望みにくいものの、業務範囲が明確な安心感があります。
体力面に自信がある方、あるいはシフトを工夫しながら慣れていきたい方には、特に向いている業態と言えるでしょう。
未経験からマットヘルスで働くまでの流れ
面接から実際に働き始めるまでのステップを紹介します。何を準備すればいいかが、このパートを読めばわかるはずです。
面接で聞かれること・確認すべきこと
面接では、勤務可能な曜日・時間帯、給料形態、研修の有無などを聞かれるのが一般的です。あわせて、体力面の不安があれば正直に伝えておくとよいでしょう。
こちらから確認しておきたいのは、以下のような項目です。
- 給料形態(日給保証の有無、バック率の詳細)
- シフトの自由度(希望休・本数の相談可否)
- 研修・体験入店の有無と内容
- 業務範囲(サービス内容の詳細)
面接で聞かれる質問への詳しい対策は、風俗の面接で何聞かれる?未経験向け16質問と模範回答でも解説しています。あわせて確認しておくと安心です。
研修・体験入店の有無
多くのお店では、未経験者向けの研修や体験入店の制度を用意しています。実際の接客の流れを、先輩スタッフから教わりながら学べる仕組みです。
体験入店は、給料形態やお店の雰囲気を実際に確認できる貴重な機会でもあります。「自分に合うかどうか」を判断する材料として、積極的に活用しましょう。
未経験者が失敗しないための事前チェックリスト
入店前に、以下のポイントを確認しておくと安心です。
- 給料の内訳(単価・バック率・日給保証の条件)が明確に説明されているか
- 業務範囲(サービス内容)がはっきり決まっているか
- シフトの相談がどこまで柔軟にできるか
- 研修・体験入店の制度があるか
面接当日の服装や持ち物に迷ったときは、風俗の面接服装は私服でOK|業種別の選び方とNGコーデ、風俗の面接に必要な持ち物リストもあわせて参考にしてください。
マットヘルスで働くメリット・デメリット
メリットとデメリットを両方フラットに紹介します。自分の向き不向きを判断する材料にしてください。
メリット(比較的短い接客時間・安定した集客)
マットヘルスのメリットは、1本あたりの接客時間が比較的短く設定されている点です。デリヘルのような移動時間がない分、待機から接客までがスムーズに進みやすいという特徴もあります。
専用設備を売りにしているお店が多く、集客のための独自の導線を持っている店舗も見られます。安定した集客が見込める店舗であれば、本数を確保しやすい傾向があります。
デメリット(体力面の負担・給料水準)
デメリットとしては、密着接客が中心のため体力面の負担を感じやすい点が挙げられます。人によっては、他の業態より疲労を感じやすいという声もあります。
給料水準についても、ソープランドと比べるとやや控えめになる傾向があります。本番行為がない分、単価設定に差が出やすいためです。
自分にとって何を優先したいか(体力面・給料水準・業務範囲)を整理したうえで、判断材料にしてください。
マットヘルスで働く前に知っておきたい注意点
法令・安全面での注意点をまとめました。安心して働き始めるための、最終チェックポイントとして確認してください。
年齢確認・身分証など入店条件
どのお店でも、入店時には身分証による年齢確認が必須です。18歳未満(高校生を含む)は働くことができず、これは法律で厳格に定められています。
身分証の提示は、面接時・研修時にほぼ確実に求められます。運転免許証やマイナンバーカードなど、顔写真付きの証明書を準備しておきましょう。
トラブル時の相談先
働き始めたあとに、給料の未払いや契約と異なる勤務条件などのトラブルが起きることもゼロではありません。そうした場合は、労働基準監督署や弁護士など、公的な相談窓口に相談することができます。
お店に直接言いづらい内容であっても、外部の相談先を知っておくだけで安心感が違います。困ったときはひとりで抱え込まず、早めに相談しましょう。
求人情報をチェックする際のポイント
求人情報を見るときは、給料表記に根拠(出典や算出方法)が示されているかを確認しましょう。「〇〇円確実に稼げる」といった根拠のない表現には注意が必要です。
口コミや体験談が掲載されている場合も、内容が具体的かどうかをチェックしてください。ユルミアのような情報サイトでは、複数の業種の情報を比較しながらチェックできます。
まとめ
マットヘルスは、本番行為のない性風俗関連特殊営業です。給料は根拠のある相場として、日給3.5万〜6万円、月給25万〜60万円程度が業界一般の目安になります。編集部が複数の風俗求人媒体を調査した中央値です。
体力面の負担はあるものの、シフトの組み方や本数の相談次第で調整できる部分も多くあります。「きついかもしれない」という不安だけで終わらせず、対処法とセットで考えてみてください。
マットヘルス以外の業種も含めて、自分に合った働き方をじっくり比較検討したい方もいるでしょう。そんなときは、ユルミアのような情報サイトで他の業種情報もあわせてチェックしてみてください。
